実務者研修

「介護職員実務者研修」は、介護職員初任者研修よりもさらに専門的で高度な知識・技術を学ぶ研修です。

国家資格である介護福祉士、またはケアマネージャーなどの資格取得の際に受講が義務付けられています。そのほかにも「実務者研修」を修了することでのメリットは数多くあります。
例えば「訪問介護の事業所で配置が義務付けられている「サービス提供責任者」になる資格が与えられる」のは、実務者研修を終えている人です。「ホームヘルパー2級を有し、かつ3年以上の実務経験がある」人もサービス提供責任者になることができますが、実務者研修を修了している人とくらべ、お給料が減額になってしまいます。

また医療分野という理由で、これまでは学べなかった「たんの吸引」「経管栄養」についても実務者研修で勉強することができる点も魅力です。

実務者研修の総学習時間は450時間ですが、初任者研修やホームヘルパー1、2級など、持っている資格によっては一部科目が免除になり、この時間よりも少なくなることがあります。

実務者研修で学ぶ科目

科目名 時間
人間の尊厳と自立 5
社会の理解Ⅰ 5
社会の理解Ⅱ 30
介護の基本Ⅰ 10
介護の基本Ⅱ 20
コミュニケーション技術 20
生活支援技術Ⅰ 20
生活支援技術Ⅱ 30
介護過程Ⅰ 20
介護過程Ⅱ 25
介護過程Ⅲ(スクーリング) 45
発達と老化の理解Ⅰ 10
発達と老化の理解Ⅱ 20
認知症の理解Ⅰ 10
認知症の理解Ⅱ 20
障害の理解Ⅰ 10
障害の理解Ⅱ 20
こころとからだのしくみⅠ 20
こころとからだのしくみⅡ 60
医療的ケア 50

実務者研修の中には「スクーリング」と言って、実習の時間が45時間設けられています。スクールによって、何日でこの45時間分を学ぶかは異なりますが、大体6日間~16日間でスクーリングを行うスクールが多いです。

スクーリング以外の405時間はご家庭やスクールで学習する時間となります。スクーリングの日程調整さえ可能であれば、お仕事をしている方でも修了しやすい研修です。また、実務者研修は、初任者研修のように「卒業試験」がありません。研修を修了した時点で「サービス提供責任者」として認められます。

実務者研修を取得するまでの期間と費用について

実務者研修の平均修了時間は、既に関連資格を持っている人や未資格の人で異なりますが半年~一年近くかけて取得するのが標準的です。費用は5~20万円ほど。介護職員基礎研修を修了している方が各種手当などを利用した場合、さらに安価で実務者研修を受けられるケースもあります。また、2016年現在、実務者研修には有効期限の定めがありませんから、一度取得すれば永久的に有効となります。

実務者研修は、介護福祉士の受験前に修了しておく必要があるため、受験と研修のタイミングを計算して、受験に間に合うようにすることが大切です。

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