介護予防運動指導員

民間資格の一つで、東京都老人総合研究所が認定しているものです。具体的には、高齢者の筋力向上を目的としたプログラムを考え、実際に行動してその結果を測定していきます。

また、東京都老人総合研究所では、介護予防運動指導員の資格を持っていることで、軽い認知症や衰弱などの老年症候群と呼ばれる精神的症状や疾患についてその場で診断可能な「おたっしゃ健診21」という資格も定めています。

介護予防の一環として、健康な肉体を保てるよう、一人ひとりに沿った筋力向上のプランニングを行うプロフェッショナルです。

資格を取得するまでにかかる期間と費用

介護予防運動指導員になるには、東京都老人総合研究所が定める研修を受けて、修了試験に合格すると取得できます。

期間

研修を行っている事業所にもよりますが、取得までの期間は最短で3日間からの講座があります。

研修の科目は以下の通りです。

科目名 時間
介護予防概論 0.75
介護予防評価学 3
介護予防統計学 1.5
行動科学 1.5
リスクマネジメント 1.5
高齢者筋力向上トレーニング 12
転倒予防 3
失禁予防 3
高齢者の栄養改善活動 1.5
口腔機能向上 1.5
認知症予防 1.5
うつ、閉じこもり 0.75

科目名は研修を受ける事業所によって異なることがありますが、研修時間合計では31.5時間です。

費用

費用は15,000円~70,000円前後と様々です。また、別途資格の登録料に3,240円かかり、3年に一度更新が必要です。

研修について

東京都老人総合研究所のHPに記載されている、特定の事業所にて受講することが可能です。それぞれの事業所によって、日程などが異なるので申し込む際はご自宅から近いところにある事業所の詳細を確認すると良いでしょう。

また、受講対象者は以下の通りです。

医師、歯科医師、保健師、助産師、看護師、准看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、介護福祉士、歯科衛生士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、介護支援専門員、健康運動指導士等、介護職員基礎研修課程修了者、訪問介護員2級以上で実務経験2年以上の方、実務者研修修了者、初任者研修修了者で実務経験2年以上の方、および上記国家資格の養成校等の卒業見込みかつ資格取得見込み者(国家試験受験者)

※東京都老人総合研究所のHP(http://www.tmghig.jp/J_TMIG/shidoin/yobo1_3.html)より引用

資格取得後はこんな風に働く!

介護福祉士やホームヘルパーの資格と合わせて、デイサービスなどで勤務するケースが多いようです。また、フィットネスクラブなどの事業所で研修を修了した場合、フィットネスが定める他の資格なども取得し、フィットネスに所属するといったケースもあります。介護予防運動指導員は、他の介護関連資格と合わせて、より幅広い業務を行うために取得する人が多いです。

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